2008 アコースティックライブ めぐろパーシモンホール
2008 アコースティックライブ@めぐろパーシモンホール は、私にとっての安藤裕子初ライブです。
安藤裕子4thフルアルバム「chronicle.」のDVDにもドキュメンタリーとしてこのライブの模様が一部納められていますが、もう、今から2年以上前の2008年01月17日のことですので、かなり記憶が薄れているので、とくに印象に残ったことを。
ブレブレですが、2008年当時のめぐろパーシモンホールです。
開演。安藤裕子ねえやん、もっさん、タカシくんの三人が温かな拍手に包まれながら歩いて入場。ねえやん、照れくさそうに観客席に手を振る。
ねえやん着席。まず、安藤裕子のデビュー曲「サリー」を歌う。アコースティックバージョンで聴くのはもちろん初めてなのでとても新鮮な印象で、事前に少しだけ心配していた音数の少なさによる迫力不足ということもなく、私にとっての安藤裕子初ライブということもあって、むしろ、生音の迫力に圧倒された。 というよりも、安藤裕子ねえやんの歌声の迫力に圧倒された。
どれだけ音量を上げたCDで聴くねえやんの歌声より、ライブでの歌声は、聴く者のハートに直に飛び込んでくるようです。
それに比べてのMCでの声の小ささ、口調のかわいらしさとのギャップが、失礼ですが面白かったです。
二曲目の「海原の月」。当時、前年の秋にリリースされたばかりの新曲でした。会場の多くの人がこの曲をアコースティックで聴くことを待ち望んでいたのではないでしょうか。
ねえやんが歌い始めるといきなり涙が出てきてしまいました。頭のてっぺんから電気のような痺れるものが全身に降りてくる感動。にじみ出てくる涙を拭うのに忙しくなるほどだった。
この時のライブは、アコースティックライブといえども、照明による演出効果に凝っていて、夜の海をイメージした深い青と、月が照らす海面のきらめきを表したと思われる演出照明が観る者の気持ちを増幅させてくれました。
(この翌年や今年のめぐろのライブでは演出照明がこの時ほど凝っていなかった気がするのですが…)
三曲目の「ドラマチックレコード」。私が当時一番聴きたかった大好きな曲。やわらかさと力強さを併せ持ったねえやんの歌声が気持ちいい。
四曲目の「煙はいつもの席で吐く」。これまで、とくに関心が無かった曲だったのけれども、このライブで生のねえやんの歌声を聴いて、大好きな曲になりました。アコースティック向きの曲かもしれませんね。
「蒔かれた種について」、「Lost child,」、と進み、和やかな雰囲気でそしてねえやん自身によるアコースティックギターのコーナーとなり、「チーム・アンディの唄」、「あなたに会えて本当によかった」という歌詞の曲が演奏されました(曲名不明)。この時ギターコーナーのセッティングを手伝ってくれたのが、ラジオで共演した友人であるLove Me Do (ラブちゃん)でした。ヒット曲「のうぜんかつら(リプライズ)」で再び涙を流し、そして、新垣結衣ちゃん(ガッキー)に楽曲提供した「陽のかげる丘」を聴くことが出来ました。ガッキーの「陽のかげる丘」も聴いたことがありますが、比べたらガッキーに申し訳ないですが、ガッキーの女の子らしいかわいらしくきれいな声は良いのですが、「ハートへの浸透度」とでもいえばよいでしょうか、胸の奥に届く度合いが違います。これも安藤裕子バージョンはリリースされていない曲なので、アルバムは無理だとしても、ぜひ何かのシングルのカップリングででも出してほしいですね。
新曲の「六月十三日強い雨。」、「隣人に光が差すとき」と進み、「The Still Steel Down」でセットリスト終演。
アンコール曲は、「新曲」(どんな曲だったか忘れてしまいました…)、そして、最後に私の大好きな「TEXAS」でした。
2008 アコースティックライブ@めぐろパーシモンホール、私にとっての安藤裕子初参戦ライブでしたので、もうそれだけで感激の夜でした。