陽のかげる丘
新垣結衣に作詞作曲ともに安藤裕子が提供した『陽のかげる丘』、今更ながらに名曲だと思う。
もちろん、透明感のある新垣結衣の歌声も良いのですが、やはり、エモーショナルな安藤裕子ねえやんの歌声に強く惹かれます。
土ぼこりのあとに 見つけた四葉のクローバー
見て ほら パパにあげようかな?
見上げて陽に翳すけど 掌からこぼれたら
目の前で風が踊った~中略~
泣いたりしないと約束した日は
こらえる事さえ出来なかったけど
今でもここで独り笑っているよ
消え入るような夕陽忘れないいつまでも空を見て笑っていてと
今にも消えそうな記憶の声で…
最後の二人の約束だよと
あの丘を越えて消える影
忘れない
(安藤裕子作詞 『陽のかげる丘』 歌詞より抜粋)
私の勝手な解釈ですが、この曲は、ねえやんの両親が離婚して、お父さんと離れて暮らさなければならなくなった小学生の頃のねえやんの心象風景を歌ったものではないかと思っています。 だから、安藤裕子の原点に近い曲なんじゃないかと…
歌詞の中の「パパ」に引っかかっての憶測に過ぎないんですけどね。
「2008アコースティックライブツアー」で披露されたねえやんの歌声は、「chronicle. CD+DVD」のDVDに収録されていますが、CDアルバムには未だ収録されていません。
ガッキーに遠慮しているのだと思いますが、そろそろ解禁でいいのでは? どうか次にリリースされるアルバムには収録されていることを願います。