CD Journal.com インタビューについての感想

CD Journal.com による安藤裕子インタビューを読んでの、私の勝手な感想をつぶやいちゃいます。

安藤裕子 CD Journal.com インタビュー


『chronicle.』以降の私の2年間っていうのは、精神的にはどんどん落ちていくというか、いっぱいいっぱいだったんです。『chronicle.』のときは何かの終わりと始まりを感じていたんだけど、案の定、すごい喪失感もあって。目の前には土地があって、時間も広がっていて、それまで築いてきたものもちゃんと後ろにあるのに、呆然としてしまったんですよね。自分の生活的にも“人生が見えない”っていう時間が続いていたし…

この2年間のねえやん、苦しかったんだね。 もがいていたんだね。
私もねえやんのいろんなライブに参加していて、「今日のねえやん、なんか心が揺れてるなぁ」とか、「体調悪そうだなぁ」とか (ライブ時はいつものことでもあるが)、ライブ中のMCというより、単なる泣きごとのようなつぶやきなどから感じとれることはいろいろありました。
「こんな歌しか歌えないなら、もうやめてしまえっ!」って思うこともあったようで、私のような、ただ聴くだけの人間からは想像もつかない音楽の生みの苦しみと、また、人としての個人的な悩みは多々あったようです。

でも、曲作りやライブをすることで、そのことが自分の救いにもなったというねえやん。 私もどれだけ安藤裕子の音楽と、”ねえやん”という存在に救われたことだろうかと思います。 良質な音楽はそれだけで人の心に強く響きます。 私自身が辛くてもがいているときに、ねえやんの音楽はやさしく語りかけてくれたような気がします。 それは、基本的に安藤裕子の音楽そのものが「もがいている」音楽だからかもしれません。そばにいて一緒になってもがいてくれているような…


友達にも“うるさいよね”って言われるからね。タバコを道に捨てたりすると、糾弾するから。

うわぁーこういう女の人、以前の職場にいたなぁー
わかるんだけどね、でも正直目の前でそれやられたらちょっと引くね…
ねえやんはやっぱカタイ人なんだね(笑)


いまの業界のなかで、私は端っこにいる人間だけど、自分のやってることは正しいという認識はあって。まわりにいる人たち――ミュージシャン、エンジニア、スタッフ――がやっていることを尊敬しているし、だからこそ、いま自分がやってることは間違っているとは言えないんだよね

これは、すごくわかる。 まったく私もその通りだと思います。 エイベックス系列にいるのにこれは奇跡的なことだと思います。 それを許してくれる環境があるのは、安藤裕子の人徳のなせるわざというべきか。
本当に安藤裕子の現在のポジションは絶妙な位置にいると思うんです。 ちょうど太陽系の中の地球のポジションのように。 だからこそまっすぐ真っ当に音楽と向き合えているんだろうと。


人によっては“安藤裕子、カチンと来るな”って人もいると思うわけ。もしかしたら“うるせえ、ババア”って言われるかもしれない。ホントに言われたら泣いちゃうけど、それも覚悟してるから。だって、私はもう、日本を支える立派な成人女性だから、意見があったらちゃんと言うの――っていう生き方に変えてみた

「ババア」って…(笑)
じゃあ、「ババア」って言われたら、「なんだクソガキ」ってなもんですよ。
人にはそれぞれそれなりの役回りがあるのだから、自分の意見はもたないとね。


何もね、“CDを買ってほしい”って思ってるわけじゃないの。そんなことじゃなくて、みんなでザワザワ会話してほしいんだよね。“CD売れなくて大変だよね”でもいいし、“ミュージシャンがそんなこと言うべきじゃない”でもいい。文化を守るために、意見を発して欲しいんだよね。私もね、それを音楽に反映させるつもりはぜんぜんないし」

そりゃそうだ、そんなの安藤裕子の音楽に反映させたらとんでもないや(笑)
アーティストはひたすら良い作品をつくることが解決の近道になると思う。 でも、意見は大事だよ。


自分が出来ることって何だろう?って考えたら、やっぱり優しい歌を歌ってあげることかなって。何かこう、わからないんですけど、穴っぽこに落ちた人に手を差し伸べることはできないと思うんです。でも、一緒に時間を潰すことはできるかもしれない。その人が立ち上がれる瞬間、穴から出られる瞬間を一緒に待ちたいなって

これこそ、私をはじめ、多くのファンがねえやんに求めているものじゃないかな?
安藤裕子の音楽に感じていることじゃないかな。
いつもそばにいてくれる、やさしい音楽でいてほしい。

ちなみに、ねえやんの男性の好みのタイプは、要潤と沢村一輝なのか!
うん、なるほどね。 なんかわかる気がするわ (笑)

引用先: CD Journal.com 安藤裕子スペシャルインタビュー

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