月桂冠 つき CM 「ふたりの貝篇」
月桂冠の定番酒つきのCM、安藤裕子『のうぜんかつら』バージョンの最終。
「赤の連想篇」のロケ地は、目黒本町商店街(東急目黒線武蔵小山駅)など。
放映は2006年1月21日~。
夫がスキンヘッドにしたことに大笑いする妻。 永作さん、ちょっと怖いぐらいに笑い転げています。
そのまま近所の商店街を出歩く夫婦。
台所でアサリで遊ぶ妻の後ろ姿。 少し幼くみえて愛らしい。
食卓の酒蒸しをつまみながら、今日一番の話題、スキンヘッドでふたたび二人は盛り上がる。
「わたしの趣味は、あなたです。」
2006年9月23日からは、コトリンゴ 『こんにちは またあした』 にテーマ曲をバトンタッチして、「宇宙の笑顔篇」、「夜の饗演篇」、「昼下がりの共走篇」と、このCMシリーズ自体は続きました。 コトリンゴバージョンも安藤裕子バージョンに引き続き、良かったですね。
しかし、コトリンゴバージョンが終わった次の月桂冠つきのCMは、完全別シリーズとなり、藤原紀香、石原良純、宮崎哲弥、モト冬樹、ルー大柴など、かなり濃いタレントを使った、180°ひっくり返った演出となってしまいました。
「家飲み」層を狙った同じCM作りでも、とても上手く、さりげなく感傷に訴えかけ、CMそのものがおいしい酒のつまみになるぐらいだった前シリーズに対して、ベタで鬱陶しくてつまらないCMシリーズに変貌してしまったのは、非常に残念です。
ほんと、いったいどうしたんです? 月桂冠さん。