宿る命、そして歩く

ご存じのとおり、安藤裕子ねえやんから、今回の妊娠とアコースティックライブツアーの一部中止の件で初めて My Room でコメントがありました。 久しぶりの更新です。

一部を抜粋します。


去年末から色々バランスを崩し、心も身体もあまりうまく動かなくなっていた私。

お母さんになる夢も。
叶わない夢だと諦めかけてもいました。

そして大きな地震が来て、
祖母が倒れた頃。

私の中に命が宿っている事がわかりました。

あんなに憧れた母親になるという事実が、祖母の命と引き換えになる様で、
私にはどう受け止めて良いのかわからない時期もありました。

 

実際、安藤裕子ねえやんが結婚しているのか、していないのかはわかりません。
お腹の子のお父さん、ねえやんのお相手が誰なのかはもちろんわかりません。
語りたくないねえやんの気持ちを尊重したいと思います。 だから私はこのまま聞きたくありません。

ねえやんにとって、これからの長い人生の道は、ただ平坦な道だけではないだろうけれども、どんなことがあっても絶対に切り離せない繋がりをもてたこと、そんな大切な存在とこれから人生を一緒に歩いて行けることこそが素晴らしいことだと思います。

不安をいっぱい抱えつつも歩んでいく。
むしろその不安の中にこそ、幸せは潜んでいるのではないでしょうか。

人として、女性として、新たな一歩を踏み出したねえやん。
ほんの少しでも私たちファンがその一助になれるように、これからも変わらず応援しつづけること、
そして、これまでに比べ、逞しいアーティストとなった「安藤裕子」から紡がれる音楽は、私たちファンの人生の力強い支えとなるでしょう。

とにかく今は、身体と心を休ませてください。
今週末のライブは絶対に無理しないで。
ねえやんのライブの魅力は力強さだけじゃないから、優しい歌声があれば十分。

おやすみなさい。

コメント

こんばんは、初めまして。
東京に住む高3の男子です。

僕はとても音楽が好きで、
そして安藤裕子は最もよく聴くアーティストの一人です。
3年前くらいから好きで、たくさん曲を集めては毎日のように聴いています。
今では本当に、
なくてはならない存在です。

ライブでは2回だけ、見たことがあります。
今回のアコースティックライブのチケットは取り損ねたんですが、一部中止ということで。

妊娠、本当におめでたいことです。
今までたくさん辛い道を通ってきて、人より多くの悲しみを感じとってしまうねえやんに純粋な幸せが訪れるならファンとしてそんなに嬉しいことはないです。

僕も、あなたの意見に賛同します。
結婚してるのか、相手は誰なのか。
ねえやんが幸せになることが出来て、そしてまた素晴らしい音楽を届けてくれるのならそんなことは僕らには関係のないことです。

また聴きたいなぁ、

声。

どうか元気でいてくれます様に。

2011年5月31日 00:01 |  hbk

hbkさん、こんばんは。 コメントありがとうございます。

気持ちを共有してもらっているようでうれしいです。
安藤裕子ねえやんのこと、アーティストとしても、人としても本当に好きだからこその気持ちだと思います。

今回の出来事は、ねえやんにとって、人生最大のプレゼントであり、分岐点であり、再出発地点なのでしょう。 自身に与えられた役割を必死で受けとめ、不安に押しつぶされそうになりながらも、しっかりと前を見据えようと努められている。

最愛の祖母の死と、宿った命。
「命ってなに?」 問うてるの歌詞じゃないですけど、自身の人生の意味を再び探し始めたのだと思います。

先日の六本木のフリーライブ終了後に、遠い目で雨雲を仰ぎ見上げていたねえやんの姿を思い出すと、なんだか涙が出てきます。

2011年5月31日 01:01 |  管理人トロル

六本木のフリーライブ、
僕も行ったんです!

通販で買った「地平線まで」、
手元に届く前に、
その声を聴くことができた。

あの時見たねえやんはすでに、
命を宿していたんですね。

あの場所で、あの距離で、
安藤裕子、自身とその子供、
しっかり僕は見ていたんですね。

二人の幸せを願わずにはいられない。
旦那さんがいたら、三人か。
ちょっと嫉妬してしまうけど…
彼女のもとに両手に溢れるくらいの幸せが、訪れたらなぁ(^^)

2011年5月31日 02:19 |  hbk

hbkさんもフリーライブ行かれてたんですね。

あの距離で、あの時のねえやんを知っていることって、今から思えば貴重なことでしたね。

今日、ジャネイルヤングさんも、てんやわんや日記で書かれてましたね。

「安藤裕子は歌い続けると思っています。お母さんになってもお婆さんになっても。

環境が変わっても、ペースが変わっても、容姿が変わっても、声が変わっても、
聴きたいと思ってくれる方がいたら。」

少し安心しました。 これからもずっと変わらず応援しましょうね。

2011年5月31日 22:21 |  管理人トロル

てんやわんや日記、僕もさっき読んで少しホッとしていたところでした。
レコーディング作業も引き続き行われるそうで、次回作を楽しみに待っていとうと思います。
ゆっくりゆっくり。
いつまでも応援していきたいです。

2011年5月31日 23:19 |  hbk

2年近くたってコメントします。
今更、このつぶやきに気づいたからなのですが、ようやく何かを言えるところまで来たものですから。

ぼくも、誹謗中傷こそしませんが、妊娠騒動には少なからぬショックを受けた一人でした。あらぬ憶測をまき散らした一部の人たちの気持ちも分からぬではない、というのが正直な気分、という状況は長く続いていました。
市井の人であることと、芸能人であることの境界があいまいなスタンスなので、こちらも翻弄されていました。
でも、絶対に「贔屓の引き倒し」はするまい! と事ごとに誓いを立ててきました。
ねえやんを傷つけるような言葉を浴びせた人たち(実際にそのような情報に接したことがあまりないのですが)も、きっと大好きで大好きでたまらなかった人たちなのではないか? 「かわいさ余って憎さ百倍」なんて言葉もあるように、人間、ちっぽけで弱い存在です。だから、「問うてる」で出てくる台詞のように「闘い続ける」ものなのかな。 自分もねえやんに学んでいる一人です。
本当の安藤裕子ファンは、その楽曲と歌声に魅了される者と思っています。それは、永遠です。かなり背負っていますが、ぼくも、一生、聴き続けたい一人なのです。ヨロシク。

2013年2月11日 16:23 |  kinta

kintaさん、コメントありがとうございます。

私も先日、なぜだかふいに自分で書いた過去の記事の「ツアー中止の顛末について」を読み直したところでした。

私はねえやんの妊娠自体は、驚きつつもとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。

ただ、騒動となってしまったことで、あの時のなんとも拭いきれない歯痒いような感情は、安藤裕子ファンであればこその至極素直なものでもありました。

おっしゃるとおり、大好きだったからこそ、裏切られたような感情を持った人は少なからずいたと思います。
でも、本当のファンであるなら、ひどく罵倒するかのようなコメントまではしなかったと思います。
実際にそういうことをしていた人は、決して「大好きでたまらない人」のようには思えませんでした。
事あれば無責任に他人を批判をして自己満足する、外野の余計なお世話様のようにしか私には見えませんでした。

確かにプロ意識だけで語られてしまうなら、ねえやんは甘んじてその批判を受けなければならない面もあるでしょう。 もちろん、決してプロ失格とまでは思わなかったし、結果として仕方ないことだと思っていますが、それでも、私も正直なところ心穏やかとまではいえませんでした。

なので、許す許さない、足りている足りていないは関係なく、ねえやんは、My Room で素直に謝罪されました。
スタッフも大変反省されたようです。

「人間だから、誰だって弱さがあって、生きてる限りどうしても他人に迷惑をかけてしまう。完璧な人間なんて誰一人いない。」などと言ってしまえば開き直りのようにも聞こえてしまうかもしれませんが、それよりも、
こんな大波小波があるから人生なんだっていうことを、大好きな安藤裕子という、劇的で奇跡的でがんばって素敵な人生を邁進している人を通して追体験させてもらえたこと、またそんな安藤裕子に出会えたことに、誰に対してか分かりませんが、今の私はむしろ感謝の気持ちでいます。

ねえやん自身も、ファン(私も含めて)も、この喜怒哀楽の一件を通して、なんだかせつないけど、少しだけ大人になれたような気がしませんか?

私は、安藤裕子のこれから生み出していく音楽が、これまで以上に深みのある魅力を増していくだろうと期待しています。

2013年2月11日 22:42 |  管理人トロル

思いがけず読んでいただけて驚いています。
ありがとうございます。

言われてみて、確かに、誰か(何か)をターゲットにして罵詈雑言を浴びせていれば楽しい(?)のか、そんな人たちが最近目立ちますねえ。
某サイトのドラマ感想では、自分の好み以外は一切受け入れられないような人々が声だかに叫んでいます。もちろん、テレビドラマは趣味の領域だから、誰もが平等であるべきですから、批判があるのは同然でも、それしかないというのは異常な気がします。
見ていると、ホント「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」(僧侶の方、ごめんなさい。)のような、どうしてそこまで扱き下ろすのか理解に苦しみますよ。
************
それにしても、子どもを育みながらのねえやんに訪れる曲作りの変化(魅力の深まり)には、たいへん期待しています。これまでも、数々の名曲を聴かせてくれているけれど、まだまだ、見えていない世界を見せてくれそうです。
楽しみ。

2013年2月16日 13:12 |  kinta

ひとつ付け加えさせていただくと、
この件について、何よりも気にしなければいけないのが安藤裕子ねえやんのお子さんについてです。
どんなことがあっても、ねえやんのもとに生まれてきてくれたことを、私たちファンは心から祝福すべきなのです。
私はかわいい姪っ子が生まれたんだと思うことにしてます。
だって、”ねえやん”の子供ですから。

先日亡くなったねえやんのお祖母さんが、かつて子供だったねえやんを大切に育んでくれたように、今度はきっとお子さんがねえやんと共に成長し、ねえやんの日々の暮らしの中で生まれる音楽の糧となり、そして廻りまわって私たちファンの日々を支えるポップスになれたら素敵だなって。 そう考える方が私は幸せです。

お祖母さんが『のうぜんかつら』という名曲を生み出す元を作ってくれたのですから、いつかお子さんの影響で生み出されるであろう曲にも期待できると思いますよ。

2013年2月16日 20:43 |  管理人トロル

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