「安藤裕子 芸術は爆発だ Vol.1」
「安藤裕子 芸術は爆発だ」と題して、過去にエイベックスの音楽情報番組 「Channel a」 のアルバム宣伝用の1コーナーとして取り上げられていたのだと思われる映像のご紹介。 その第1回目。
軽い質問を交えながらのようですが、あとはキャンバスに向かいひたすら絵を描いていきます。
ファーストアルバム『Middle Tempo Magic』の頃だから、2004年。
当然今より若くて、話し方が低いトーンでぶっきらぼう。
この時代の安藤裕子ねえやんは、本来の彼女らしい独特の魅力を持っています。
三つ編みヘアのかわいいねえやん。
黄色い絵の具を皿に溶いて、「おっ、ポタージュ おいしそうっ!」ってはしゃいだり、
「(小さい頃) 絵を描くと母親が喜んでくれたなぁ。 嬉しかったですねぇ。」 と回顧してみたり。
絵の具の手洗い中に、ハミングのようにご機嫌に歌うねえやん。
ちゃんとした歌詞はなく、とくに意味のない言葉を風の音のように発声しています。
これが、「安藤裕子の歌が最初に生まれる瞬間」です! 私にとっては貴重な映像。
(ちなみに、当サイトのタイトル「安藤裕子の風音」のルーツの一つでもあります)
「歌も絵も、さぁ作ろうみたいな感じでやらないから。」
「なんか、手をつけてたら、これ良さそうと思って勢いがつくとか」
キャンバスに色を塗りながら、
「水色は、冷静さ。」
「黄色いのは、なんかこう、ハッピーな色だなとは思うんですけど…後ろ向きじゃない。」
そして、出来あがった自らの作品を評して、
「太陽みたいな存在なんでしょうね。」
おそらく、こう書かれているのでしょう。
Dear my tear
love you
love You
love Ü
SORRY miss take !! (mistakeのミステイク?)
最後のカットのこの表情が好き。 閉じていた目を開いた瞬間です。
動画だと、この良さがもっとわかるんですが。 可愛いのになんか挑発的な感じで (笑)
エンディングに「隣人に光が差すとき」が流れるのがまたいいですね。