ROCKIN’ON JAPAN APRIL 2012 Vol.398
「ROCKIN’ON JAPAN」 APRIL 2012 Vol.398 に、ニューアルバム『勘違い』のリリースを控えた安藤裕子が取り上げられています。
産後1カ月でヴォイストレーニングを始め、傍らに新たな生命の力を感じながら、このアルバムを制作しつづけ完成させた安藤裕子。
妊娠・出産が、女性アーティストの「作品」にどれだけの影響を与えるのだろうか。
「母性」、「慈愛」、そのような言葉も浮かぶ。
しかし、ライターがこのアルバムから受けた印象は、
「大胆に研ぎ澄まされ、人間の本性に鋭く切り込んでいく」
そんな迫力ある音楽に感じたという。
高音でたおやかな歌メロを中心に据えながら、どことなく不協和音が混在する表題曲 「勘違い」。
アップテンポなビートの中に、矢のように鋭い攻撃性が滲み出ている 「エルロイ」。
ポップなアレンジが光りながらも、人間の「業」と「未来」がシリアスに歌われるラストナンバー 「鬼」
<母になった安藤裕子が紡ぐ音楽…>
ファンが勝手にイメージしてしまっていること…
それが、まったくの「勘違い」だと見せつけられるのだろうか。
一筋縄では行かない、安藤裕子の未体験ゾーンが、このアルバムにあるのは確かなようです。
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今日は、3月11日。 黙祷を捧げました。
この1年、短かかったと感じる人、長かったと感じる人、直接の被害を受けなかった人にも、
きっと、自身の人生観に大きく影響を及ぼした経験だったと思います。
亡くなった方、大切な人を失われた方、財産、生活の基盤、そして故郷を奪われた方たちを、これからもずっと忘れないように、この気持ちと記憶は自分の中でずっと色褪せさせないようにしていこうと思います。