映画「四十九日のレシピ」 主題歌を担当
ビッグニュース! 今秋11/9から公開予定の映画「四十九日のレシピ」の主題歌を安藤裕子が担当することが発表されました。 主演はなんと永作博美さん。 安藤裕子が世の注目を一気に浴びた、あの”月桂冠のCM“からの縁が今もなお続いていたということでしょうか。
安藤裕子による映画主題歌担当は、映画「自虐の詩」の主題歌『海原の月』以来の6年ぶりということです。 今回、タナダユキ監督から熱烈なオファーにより実現したそうです。
5月のアコースティックライブ 2013 渋谷公会堂で、「CMまたは映画音楽のよう」と私が感想を述べていた、あの新曲のことのようです。 歌詞中に「アロハ オエ」と「もう一度君に会いたい」という言葉が印象的に響き、染み渡るような、一度しか聴いていないけれどもすでに「名曲の貫録」を感じさせる感動曲でした。
発表によると、ハワイアンを代表する鎮魂歌「アロハ オエ」(Aloha ‘Oe)に日本語詩を書き下ろして歌っているということで、安藤裕子作曲ではなかったということがわかり、さっそくYoutubeで探してみました。
これです、これです、たしかにあの曲です。 まさかあの曲がハワイアンだったとは…
ねえやん自身も「ハワイアンなんて知らない」と仰っているように、私もまったく疎いので、てっきり安藤裕子作曲だと思っていました。
けれど、書き下ろしの日本語歌詞はもちろん、その曲全体の雰囲気は、やはり安藤裕子テイストにアレンジされていましたね。
主演の永作博美さん、そして、ハワイアンバンドをやっていたという安藤裕子のお父様 … 縁というものを感じますね。 身近で大切な人を亡くした悲しみと愛を歌うのに、今、安藤裕子ほどの適役はないでしょう。
安藤裕子コメントから一部抜粋
アロハオエ。さよならも愛してるもこの一言で伝えられる。
毎日毎日、多くの人が大切な人を失い泣いている。そしてゆっくり前に進んで行く。
私だってそう。
だから歌えたんだと思います。
またいつかどっかで会えるんだろう。
タナダユキ監督コメントから一部抜粋
映画の最後は「Aloha Oe」と決めていた。誰の声で“去り行く人に送る唄”を聴
きたいか。思い浮かんだのは、安藤裕子さんの透明感溢れる優しく甘く切ない
歌声だった。