『グッド・バイ』 アルバム感想

安藤裕子 7th アルバム  『グッド・バイ』

タワレコ新宿店で『グッド・バイ』を発売日を待たずにフライングゲットしてきました。
今作『グッド・バイ』は、安藤裕子のアルバムとして最高傑作と呼べるものでした。
長い迷いの闇を抜けてようやく辿り着いた完全新生安藤裕子の誕生を祝福したい気持ちです。
まさに「原点回帰と進化」。 大満足です。

ようこそここへ
これから壮大な物語がはじまるんだと思わせるような鳥肌が立つイントロダクション。
やわらかくしっとりとした繊細な歌声から、サビの力強い歌声への盛り上がりの変化の爽快さが秀逸。
アウトロのストリングスは『海原の月』にも通じる大人の恋の余韻。
あまりの完成度の高さに、どうしてこの曲にタイアップが付いていないのか不思議でならない。
やはり、宮川弾氏と安藤裕子の組み合わせは最強です。

完全無欠の空と嘘
どこを切り取っても安藤裕子の伸びやかな声に惚れ惚れします。
「アルバムに酸素を送るべく」という宮川弾氏のアレンジだけど、安藤裕子らしさのある明るいノリの、これぞ本当に待ち望んでいたJAPANESE POP。

ローリー
まったくもってねえやんが大好きな、楽しくてかわいくてガーリーな曲調。
80年代の「まさにエキゾチック!」な雰囲気を存分に楽しめるビーチソング。
安藤裕子とサザンとの共演もアリかも?と思わせるノリのよさ。

ここに臨む丘
心地よいアコギのイントロに、風のように乗せてくる歌声。
エッジの効いた声質でDメロを歌い上げるところが珠玉。
遥か地平を臨む丘に立つ安藤裕子の姿が目に浮かびます。

サイハテ
まさにバンドライブのためにあるような力強いアップテンポナンバー。
疾走感のあるねえやんの歌声と伴走(奏)するピアノの乱れ打ちがたまらない。

いらいらいらい
安藤裕子のこれまでの曲に似た曲はあるだろうか。 ヘビーで骨太なところはエルロイに近いけれど、スローテンポでビートを刻む曲調はよりシリアスなイメージ。 朗読が入るところはねえやんらしいというか。 アルバムでもバンドライブでも、ど真ん中にくるべき曲。

貘砂漠
前曲に引き続きスローテンポでビートを刻むイントロから激しいサビへの流れは”只者じゃない感”が半端ない。 安藤裕子が素人時代にすでにあった曲というから驚きです。 ギターがすごくかっこよくて、アンディさんも、素人安藤裕子からこの曲を聴かされた時はさぞ驚いただろうなぁ。

愛の季節
安藤裕子渾身の愛のテーマ曲。
身近にある小さな愛をそっとやさしく慈しむ感情を、ここまで情熱的な一曲にしてしまったことに、ただ驚くばかりです。 もうこれは芸術の域です。

Aloha ‘Oe アロハオエ
「送り出すさよなら」これは今の安藤裕子の心に大きく占めているもの。
鎮魂歌をこのタイミングで歌うことは運命だったのでしょう。
やさしさに満ちた歌声に涙を禁じ得ません。

グッド・バイ
震災後、生まれた娘を抱いて歩く道の上でできた曲だという。
やはり、この曲は震災をテーマにしていたんですね。
別れと出会い、それは命の曲。

タワレコ新宿店 安藤裕子コーナー
タワレコ新宿店 安藤裕子コーナー

安藤裕子10th Anniversary 衣装&パネル展
安藤裕子10th Anniversary 衣装&パネル展

安藤裕子 秋の大演奏会 着用衣装
秋の大演奏会 着用衣装

秋の大演奏会 着用衣装 アップ画像
画像クリックでさらにアップ

安藤裕子『グッド・バイ』ポスター
裏はポスター

「安藤裕子×Flags×TOWER RECORDS新宿店スペシャルLIVE」の抽選も無事当選してほっとしました。
会場は思っていたより収容人数は多いかもしれません。

■ 安藤裕子 7thアルバム 『グッド・バイ』 (Amazon)

コメント

はじめまして。私は安藤裕子さんの大ファンです。いつも楽しく拝見させていただいてます。

『グッド・バイ』最高に素晴らしいアルバムですよね。
中でも、「ようこそここへ」と「愛の季節」が大好きです。

「ようこそここへ」は本当にタイアップがついていないのが不思議なくらいの名曲だと思います。でもMV がまだ公開されていないようですし、これからサプライズ発表があるんじゃないかと、密かに期待しているのですが、いかがでしょう?

いつも更新を楽しみにしていますので、これからもたくさんねえやん情報を届けてくださいね。応援しています!

2013年10月9日 12:55 |  チョビ子

はじめましてチョビ子さん、コメントありがとうございます。

『ようこそここへ』と『愛の季節』は私も特にお気に入りです。

そうなんですよね、今回は『Aloha ‘Oe アロハオエ』だけでなく、『ようこそここへ』のMVも牧鉄馬監督によって撮影されているんですよね。なぜかまだ公開されていませんが。

おっしゃるとおり、MV公開をアルバムリリースに合わせてこなかったのには何かしらの理由があるのでしょうね。
もしかして、映画『ぶどうのなみだ(仮)』の主題歌だったりして…
サプライズ期待しちゃいますよね。 楽しみです(笑)

2013年10月9日 17:41 |  管理人トロル

久しぶりにお邪魔させて頂きます。 トロルさんお元気そうで。
更新ご苦労様です。

ニューアルバム、最初の方の連続4曲に痺れます。
もう、文句なしです(いや、文句なんて言わないんですけど、それ位最高です)。
ポップな安藤裕子、こんな安藤裕子初めて!って思ったら、そう、カバーなんですね、『ローリー』。

『ここに臨む丘』。 『陽の翳る丘』を彷彿とさせるタイトル。
聴いてみると、「やっぱり」。
幼いころの安藤裕子、そして今大人になった安藤裕子があの頃の自分を抱きしめてキスしてあげる、あなたの命を祝福してあげる、私はそんな風に受け取りました。

”凍えた鳥は群を外れて 沼地に足を捕らわれたまま
 嘴で名前刻み込んだ 「此処に寂しいと刻めばいい?」”
寂しいと刻む、しかも、「・・・いい?」って聞いてるところが、泣けます。
全てを否定されてきたかの様な。 ビクビクして周りに気遣ってる様な。 幼い子供がですよ!!

・・・なんか、私は自分のこととダブらせて聴いてしまいます。 ジンときます。

そして、『愛の季節』。 素敵です。 季節、ってところが良いです。
過ぎた季節、あの頃のこと・・・。
嬉しいこと、楽しいこと、なんだかそれいいね、ってことを伝えて、共感できる相手がいた、ってこと。

今気持ちを伝えたい相手がいるんですけど、私は話下手で、でもこの曲を聴いて、あ、こういう風に話せば良いんだ、って思いました。
そして、今それが少し出来てるような気がします。 やっぱり素敵、この曲。

それでは、また。

2013年10月14日 16:10 |  ぐりーん

お久しぶりです、ぐりーんさん

『ローリー』は白根賢一氏が楽曲提供していたというのは知っていましたが、これってカバーだったんですね。 白根賢一 Webサイトのオープニングムービーで流れてますね。 いいですね、オリジナルもねえやんとはまた雰囲気が違っていて本当に素敵です。

昨日の「MIRAGE of MUSIC @ 新木場STUDIO COAST」に参加していたGREAT3のドラムスが白根賢一さんなんですよね。 濃いサングラスをかけていて超渋い感じの方でした。

『ここに臨む丘』、確かに言われてみれば『陽の翳る丘』に楽曲としても部分的に似たところがありますね。
自身のお子さんに対してのメッセージと捉えることも出来ますが、自身の幼少期だとすると、確かによりしっくりしますね。

『愛の季節』は、本当に泣きますね。
昔の恋人とのなんでもないやりとりが、今思い出すと貴重な時間だったんだなって、シミジミしてしまいます。

ただ、この曲は、ねえやんとしては恋愛だけの曲ではなく、亡くなったお祖母さんとの生活を思い出されて作ったんじゃないかって思ってもいます。
だから、もっと普遍的な愛を歌っているように私には聴こえてきます。

2013年10月14日 17:44 |  管理人トロル

コメントの投稿

ブログ内検索


カテゴリー

最近の記事

アーカイブ

フィード

* RSS 2.0 Atom

 

    ucadkids