Soup.(スープ) 2013年12月号

7thアルバム『グッド・バイ』リリース時の、Soup.(スープ) 2013年12月号に掲載されたインタビュー内容を一部抜き出してご紹介。

Soup.(スープ) 2013年12月号 安藤裕子

「前作の『勘違い』というアルバムを作っていたときは、音楽と向き合うことに少し疲れていた時期でもあったんです。 その延長で2年ほど時間をかけてポツポツと曲を作っていたら、最初はかなり暗いアルバムになってしまい(笑)。 後からポップスらしい曲を作り足していったんです」

「ポップスとしてのアルバムなんだけど、作品を通して聴くとすごく自分の死生観みたいなものが詰まってる感じがしました。 1曲目の『ようこそここへ』で生まれて、最後の『グッド・バイ』で終わりがくるイメージ」

(アルバムジャケットについて)
「実は、『サリー』のときはパティ・スミスをイメージして撮影したんです。 男性的な部分とガーリーな要素をミックスさせたような、彼女のいびつな魅力を表現したくて」

「普段、デビュー10周年ということをまったく意識していません。 もちろん経験を積んで曲作りに慣れてきた部分もあるし、昔は自分のものにできなかった歌をうまく歌えるようになったことも。 でも、そのうまさが邪魔に感じることもあるし、純粋に音楽を生み出すためにも最近はニュートラルでいることを心がけています」

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パティ・スミスの名を出すところは、パンクロックに刺激されていた少女時代の名残りのようなものが、初期の安藤裕子にあったということをうかがわせます。
でも、結果完成したアルバムジャケットは、『サリー』はひたすらガーリーでしたし、『グッド・バイ』は大人の女性として素直に美しかったと私は思いましたけど。
つまり、10年前の安藤裕子はかわいすぎて、10年後は美しすぎたということで、パティ・スミスのイメージとはかけ離れてしまったのでしょうね。

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