『世界をかえるつもりはない』 MV公開

3月12日にリリースされる『Acoustic Tempo Magic』収録の新曲『世界をかえるつもりはない』のMusic Videoが公開されました。

昨年の終わりの「Premium Acoustic Live “聖者の行進”」で初披露されたこの曲ですが、誤解を恐れず言えば、これほど泥臭ささを感じる曲はこれまでの安藤裕子には前例がなく、人によっては少し戸惑いもあるかもしれません。

この曲は、安藤裕子が子を授かり、子とともに生きる中で生まれた、”未来への深い思い”が込められている気がします。

世界はおそらく、自分が天寿を全うするまでに多大な困難とともに変化をしていくだろう。 年を追うごとに地球の環境はいっそう厳しくなり、未曾有の天災や、想定外の戦禍にも見舞われる可能性もある。 いや、”見舞われる”などと、受け身で被害者ぶるのは止めよう。 これは因果応報、そのほとんどは人間の業なのだから…

「世界をかえるつもりはない」とは、見えづらい未来を生きる上で、たとえどんな悪い状況にあっても、ブレず変わらず自分を見失わず、抗いながら夢を追いながら力強く生きていくのだと、自らを鼓舞する安藤裕子の魂の決意表明であり、また、そんな憂うべき困難な未来を生きねばならない我が子、そして世界の多くの困難に直面する人々への「愛の応援歌」なのだと思います。

あと、まあ、もうひとつ穿った見方をすれば、護憲派なのだろうなぁ~とか…

『Acoustic Tempo Magic』は、ライブで聴く安藤裕子の歌声の力強さ、思いの熱量がそのまま届けられる貴重なアルバムとなるのだと期待します。

しかし、このMVでひとつ気になるのが、手の甲や指のフルバージョンのハジチタトゥー。 これも決意表明の一つなのかもしれませんが、追加されたものは得意の落書きであってほしいものです(笑)

■ Acoustic Tempo Magic (MINI ALBUM)

コメント

頼れる人を見つけるのが下手な私にとって、一番自分のこころに近い存在、そんな風に思っています。
そんなねえやんのナマの叫びの様なうたですね。
少し、こころが軽くなりました。

2014年2月13日 21:20 |  ぐりーん

ぐりーんさん、こんばんは

「一番自分のこころに近い存在」っていうのは、ものすごくわかります。
だからこそ、ファンなのでしょうね。
物理的にも環境的にも少し遠くにいる人なんだけど、でも同じ国で同じ時代を生きて、その時代の悩みを共有し、ずっと繋がっていられることの幸せを感じています。

2014年2月14日 00:01 |  管理人トロル

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