2014 ACOUSTUC LIVE @ めぐろパーシモンホール

今さらながら、2014/06/21に開催された「安藤裕子 2014 ACOUSTUC LIVE めぐろパーシモンホール」のライブ参加レビューです。

もうすでに、2014 ACOUSTUC LIVEのレビューは鎌倉芸術館の時にしており、また、セトリも公式ですでに発表済みであり、鎌倉とほとんど同じであるということで、楽曲の細かな感想はやめて、その他のことをメモを頼りに思い出せる範囲で羅列していきます。

めずらしく会場に一声かけてからの楽曲スタートでした。 座席は初めて最前列を確保。 ステージ前方に出てきてくれた時のねえやんとの最短距離は2メートル程度、ドキドキ。

今回のねえやんの衣装は、下ろしたロングヘアーの肩からとても大きなカラフルグラデーションのストールのようなものを羽織り、赤紫、青紫の混じった柄のワンピの袖から陶器のような白い二の腕が眩しい。 ペタンコ草履を履くために、つま先と踵が露出したくるぶしより短い小豆色のソックス。 激しめの曲を歌うたびにペタンコ草履は立って歌うのに邪魔らしく、後ろ方向に勢い良く蹴り捨て、バレエのステップのようにつま先立ってリズムをとったりしてました。

ポンキの間奏中のお決まりのマジックコーナーでは、なにやら仕掛けに手間取り、時間がかかったけど、黄色いサイコロの箱から白い鳩をだす。といってもそれはイミテーションの鳩で、すぐにねえやんに後方へ乱暴に投げ捨てられ、他の花などはスタッフさんに回収されたのに、哀れな鳩の死骸のようなものだけがライブ本編が終わるまでずっと回収されることなくねえやんの椅子の前で横たわってました。

新曲1について、「恋の歌なのかな?」と思っていたけど、それに限らないような気がしてきたと。仲間や家族、自分が気が置けない、この人の前だったら自分でいられるという人への曲なのかなと最近は思っているそうです。

「松田の子守唄」の前説で、「恋をしたことがありますか?」との問いに会場挙手無し。 「いないんだね」会場笑い。
でもねえやん続けて「意外と正しい答えだと思う」と。
人生で初恋というのは、本当の恋のことをいうそうで、「これが自分の人生の恋だな」とわかるのだという。 でも、そういう恋に出会えないまま一生を終える人もいる。 「うん、好きな人いるよ」(なんて気軽に言えるような)、でもそんなもんじゃないと。 そういう恋に出会えたなら、たとえそれがハッピーエンドではなく結ばれなくても、それは人生の勝者なんだと。
「この会場にいる人はまだ誰も恋を知らないようだから、85ぐらいで(老人)ホームで出会ったあの人と一緒に死ねるなら…みたいな(笑)のもあるかもしれないから、楽しみに生きていてください。 そして、もうそういう恋を知っている人は、また新たな「愛」とかありますから…」

リクエスト曲について、前の会場において、リクエストとして選んでくれた人の挙手を求めたところ誰も手を挙げてくれなくて、居た堪れない(笑)気持ちになったが、ライブ終了後に「どうしても手を挙げることが出来なかった」とお手紙がきていたという。 「そっか、みんなシャイガールたちの集まりだもんな」と思い、以後会場において尋ねることを止めたという(笑)

今回のリクエスト曲(はじまりの唄)について、思い出したのは、今回のライブツアーで姉の住む沖縄に行ったときに、子ども預けたり泊まらせてもらったりして面倒みてもらった。 ウチの子がやんちゃで「ウギャー」なんてやってると、姉がウチの子をみて「幸せなんだねぇ~」「私たちには出来なかったねぇ~」って言ったという。 自分は小さくてあまり覚えていなかったけれど、姉は一番多感な時期に、家族が壊れる様みたいなものを一番見ていたんだなと、その時はじめて気づいたという。
初日の鎌倉でも語ってましたが、自分は人の気持ちが全くわからないと。 「だから私は歌うんだろうなぁ~」っていう話をしてて、でもツアーを廻ってきて思ったのは、少なからず歌っていると、何かと同化をするという。 わからないなりに、一緒に悲しんだり、ワクワクしたり…

本編終了後、ステージ奥に引っ込む途中のギターのタラちゃんに優しく拾われた可哀想な鳩ポッポはそのまま回収されるかと思いきや、ピアノの上に置かれたので、結局、アンコール終了までライブを共にしました。

アンコールMC「みんながどのような暮らしを送っているのか私にはわかりませんが、元気でいてほしいと思います。 むずかしいよね、毎日って(笑) まあでも、せっかく生まれたんだから、本当にみなさんには元気で死んでいってほしいと常々思ってます(笑)

そういえば、前回鎌倉ライブのMCで、長年支えてくれたマネジャーが別の担当となるとねえやんが言ってましたが、Twitterで、卒業されるマネジャーさんはやっぱりヤングさんだったことがわかりました。 いつもねえやんの側にいて励まし支え続けてきたヤングさんこと島根さん。 私はヤングさんの隠れファンだっただけにとっても残念ですが、新天地でも頑張ってほしいです。

2014 ACOUSTUC LIVE @ めぐろパーシモンホール セットリスト

  1. 鐘が鳴って 門を抜けたなら
  2. のうぜんかつら
  3. ポンキ
  4. 新曲1
  5. 新曲2
  6. み空
  7. エルロイ
  8. 松田の子守唄
  9. Lost child,
  10. はじまりの唄(リクエスト曲)
  11. 安全地帯
  12. 歩く
  13. 世界をかえるつもりはない
  14. サイハテ
  15. グッド・バイ(アンコール)
  16. 問うてる(アンコール)

コメント

コメントはまだありません。

コメントの投稿

ブログ内検索


カテゴリー

最近の記事

アーカイブ

フィード

* RSS 2.0 Atom

 

    ucadkids