UCAD. LIVE. KIDSでチケットを購入しそびれました。エントリーはしたものの、抽選結果発表時に入院していたため旧年中の購入締切日までに手続きができませんでした。サンプラザは、初めてですから必ず参戦したいです。
それと同じ時期の30日、LIVE. KIDSあてに出された安藤裕子名のメッセージですが、トロルさんはどう受け止めましたか? そして、何かアクションしましたか? ぼくは、訴えたい事はあるのですが、伝えようとして良いものかどうか迷いがあります。風音の場なら、との思いがあります。
2015年1月10日 18:53 |
Kinta
Kintaさん入院されていたんですか。 大丈夫ですか?
12/30のあのメッセージですが、正直私は困惑しました。
なにがあったのかこっちはよくわからないし、一見、ただのかまってちゃんのようにも思えてなんのアクションもとりませんでした。 というか、とりようがなかったというのが本当のところです。
あれはいったい何だったのだと思いますか?
2015年1月24日 14:04 |
管理人トロル
ぼくは、大丈夫です。ご心配、ありがとうございます。
今のところ、後遺障害と付き合いつつ日常生活は送れていますので。
ところで30日のメッセージですが、ぼくは売れてきたアーティストの誰もが経験するジレンマではないかと思います。
例えば、さらに売れていくための作品づくりと安藤裕子という人の思いとの齟齬。ねえやんの外にはいろいろな考え方や意見があるでしょう。スタッフの間にも、ねえやんの唄が広く知られるようになった段階は、安藤裕子の原点ともいえる楽曲でしたが、今は違う段階に入りました。最近のねえやんのコメントには、(クリスマスの恋人では、あえて安藤裕子っぽさを消し去った曲にしたかった)とあったように思います。新しい自分を見つけたいとの思いなのでしょうか? ぼくのような“オールドファン”には、これまでのヒット曲タイプがハマりやすいですが、ねえやん自身の思いはもう違う世界に向かい始めているのかもしれません。(もちろん、それでもファンはやめません。優れた感性と表現に感激していますから。)仕事の多様化に
も、関係があるかも。前から映画制作の前段としてドラマ出演をしていたということですが、「ぶどうのなみだ」でモロ渦中に入って新たに分かったことがあったのかもしれない。
以上、全部憶測でした。
2015年1月25日 10:30 |
Kinta
Kintaさんのおっしゃるとおりだと思います。
「諦めることも知りました。開き直ることも知りました。」
「どうかお願い。自分というものに立ち返ることのできる力を下さい。私が私である為に。どんな歌を歌おうか?」
ねえやんの心の底のモヤモヤしたものが思わず出てきたのでしょうね。
実はこの2ヵ月ぐらい、まったくこのサイトを更新する気が起こりませんでした。本当はライブに行ったレビューネタも二つほどあるのに、どうもやる気が起きません。(だいぶ内容も忘れてしまいました)
でも、好きだから今もライブに行くのに、また、Kintaさんと同様、ファンをやめる気もさらさらないのに、どうも以前ほどの情熱が湧いてこないのは、やはり以前の安藤裕子とは違ってきてしまったことにあると思います。
昔の曲には、こう、なんか艶っぽさというか、音楽で自分の内面にある世界を、好きなものづくりの一つとして形にしようという意気込みを感じさせるものにあふれていたように思いますが、今は半分は生きるための生業としてやってるような惰性のような面が強くなってきたようにどうしても感じられるのです。
また、アーティストとしての売り出し方も変わりましたね。
一つには所属事務所 YS corporation が現在どのようになっているのか、ということです。以前目黒にあった事務所は、去年の2月ぐらいに私がたまたま近くに用事があったときに立ち寄ってみましたが、ディスクガレージとともにすでに退去されていました。いろいろと環境の変化はあったように思われます。
ねえやん自らTwitterの発信というのも、私的には「?」なのです。
そのつぶやき一つを、作る曲の方に向けてほしいと思ってしまいます。日常の機微の中から生まれ出てくる安藤裕子の曲が、Twitterなんかに消費されて、生まれ出てくる最初のきっかけを失っているようにさえ感じられてしまいます。
もっと曲作りに、自分自身に集中してほしい。それでなくてもお子さんが生まれて以降、自分の時間がとりにくくなっているはずなのですから。
ただ、昨日の『KIRIN BEER “GoodLuck” LIVE』はなかなか良かったです。ラジオで聴きましたが、あのメッセージにもあったように、もがきながらも、「今の自分」を取り戻そうとしていると感じられました。
2015年1月25日 12:17 |
管理人トロル
ラジオ、聞き漏らしてしまった! 残念!!
YSさんは、少し高い所、ホリプロのすぐ近くに移ったのでは? 行人坂。 ライブ時のアンケート用紙に書かれていた住所が変わったのには結構前に気づいていました。元同じビルだったディスクガレージさんは、恵比寿のガーデンプレースの高層階に移りましたね。
さて、折しもジュリーがライブでオールドファンに「嫌なら帰れ」と言ったとか。ファンは昔のヒット曲を望んだところで起きたそうです。
今、ジュリーが表現したいことがなかなか受け入れられないことに対する苛立ちが出た形ですね。アーティストの悩みは深いです。
ねえやんは、癒し系やマイナーチューンのイメージを超えたところに自分がどう立てるか模索しているのかもしれません。もちろんぼくが好きな安藤裕子のイメージは、のうぜんかつらや海原の月、歩く、愛の季節だったりするわけです。でも、ねえやんが変わっていくことは応援したいと思います。それを見てみたい。ご本人は容易でないと思います。安藤裕子カラーを決めつけないでとの気持ちは理解出来ますけれど、誰にもありがちなことですよね。僕もそうです。現在の自分に対して常に忸怩たる思いでいます。結構なストレスです。でも、一歩引いてみると、「やっぱり自分ってこうなんだ」と思わせられる出来事がイッパイ。
安藤裕子の模索も試行錯誤の末に……結局のところとなる恐れもあると思ってしまいます。
今日、新譜を聴きました。今までで最もまとまりのない形に聞こえました。模索中? とも思えました。
閑話休題。
ねえやんが生み出す曲には、合唱曲になったらと思うものが多々あります。卒業式シーズンにピッタリのがあるじゃないですか。ぼくはあれが好き。
旅立ちの日に、とかいきものがかりの曲とか、みんな大人のエゴですもんね。今、巣立っていく若者に本当に必要なのは救いだと思っています。たまには顔を見せにおいでといってくれる大人、先生は尊いです。世間は厳しいから頑張れという応援歌は、体のいい厄介払いのように受け止めてしまいます。かなり穿った見方になりますけれど。
2015年1月28日 21:07 |
Kinta
>今までで最もまとまりのない形に聞こえました。模索中? とも思えました。
ジャケット写真のように色とりどりでカラフルだけれど、たしかにまとまりがないといえばそうですね。
さらっと、音遊び(模索?)してみたって感じのアルバムでしたよね。 アルバムを通してとくにメッセージとか主張もなく。
もう安藤裕子という個人一人の人生でも、音楽でもなくなっていってるって気がしてます。
これらの曲たちは新しいファンにはどんな風に届いているのでしょう。
2015年1月28日 22:11 |
管理人トロル
過渡期にあるでしょう。
ぼくは、陽水さんのオールドファンです。大昔は、アコギでよく歌ったもんです。
市井の若者の日々から生まれたような数々のヒット曲、全てが自分の感性にフィットしました。
ところが、ある時期から言葉(歌詞)が解らなくなりました。言葉遊びのような、作った本人にしか解らないような、一切の脈絡を排除したような、わざと解りにくいものを作っているような。
歌詞との一体感を味わっていた楽曲にも、さほどの感動は覚えません。でもファンであり続けたのは、歌声です。
人を感動させる歌声。安藤裕子の特色でもあります。数年前のフジロックで陽水さんが2回目の出演。「最後のニュース」で若い女の子が泣きじゃくり、周囲の男子がなだめていました。泣く理由は人それぞれだけど、感性を揺さぶる唄こそが、小池聡行氏が認めた安藤裕子だったはずと思います。ぼくの願いはそこだけです。たとえ表現の仕方は変わっても……。
2015年1月31日 11:33 |
Kinta
感性を揺さぶる唄を安藤裕子に求めているのは全く私も同じです。
たぶん、彼女は年齢の面や、また、プライベートにおいても比較的安定期に入っているのだと思います。
ある程度アーティストとして成功を積み重ねて精神的に満たされた心で紡ぐ音楽と、若い時期に幸福への飢餓感と無力感と不安が力となり生み出される音楽では生まれる音楽の質は異なって当然だと思います。
新譜の一曲目『森のくまさん』に安藤裕子の現在の気持ちが一番よく表れている気がします。 この曲を聴く限り、安藤裕子はまだ前へ向かおうともがいているのだとファンとしては安心したりもします。
2015年2月1日 22:18 |
管理人トロル
そうですね。
すべて、外側の環境の変化に対してねえやん自身の内側に発することなんだと思います。現在模索中というところでしょうか。
少し時間はかかっても、新しい展開、それでいて安藤裕子なんだとピッとくるような活動をじっくり待ちたいと思います。生業としては厳しい時間があるかもですが、素晴らしいスタッフに囲まれていれば大丈夫。
2015年2月7日 10:19 |
Kinta
今回のアルバムは、アルバム作品しての完成度は前作に劣る気がしますが、個人的にですが、『JAPANESE POP』の時に感じたような「借りもの感」ではなく、「まだ、これからもやってくれるな」っていう安心感と余裕が、ねえやんの楽曲から感じられるからなんじゃないかなぁと思ってます。
2015年2月8日 08:55 |
管理人トロル
こんにちは、はじめまして。
お邪魔します。
いつも興味深く拝見しています。
トロルさんの最近の更新頻度について、そのようなことがあったのですね。
私も初期からのファンですが、今回のアルバムは違った形で歓迎しています。
テーマの「内省からの脱却」、見事に成功したんじゃないかなと。
むしろここ数年の迷走を吹き飛ばしてくれるようなアルバムになったんじゃないかなと受け止めています。
ところでYSコーポレーションですが、ねえやんの現在の所属はDGAgentという会社のようです。
(KIDSのチケットに印字されています。おそらくYSがなくなり、新たに立ち上げた会社かと)
DGはもちろんディスクガレージの略だと思うのですが。
ライブツアー、楽しみですね。
お邪魔しました。
2015年2月22日 05:06 |
ベルガモット