1. CD/DVD
安藤裕子のニューシングル『クリスマスの恋人』の新ビジュアルと45秒試聴の公開、そして安藤裕子本人からこの曲に関するメッセージも合わせて公開されました。

安藤裕子本人のパーソナルな部分を消して、古き良きクリスマス感の復活を、というのは、気持ちとしてはとてもよくわかりますが、安藤裕子の曲に安藤裕子らしさを求め続けている受け取る側のファンの私としては、正直「ビミョー」、いまいちピンとこない。
まず、古き良きクリスマス感ということで、子供の頃のクリスマスを思い起こす時になぜ「恋人」というキーワードが必要なのかというのもよくわからないし、曲そのものも、先日のプレミアムライブでも一通り聴いたのだけれども、なんとなくクリスマスっぽさはあるけれど、サビのメロディーは少々わかりづらく、ねえやんの歌声も聴き取りづらく空まわってる感じで、古き良きといった懐かしさというのは特に感じなかったです。 でもその明るさから、ケンタッキーフライドチキンのクリスマスCMソングには合ってる気がしました(笑)
子供の頃の古き良きクリスマスソングなら、「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」、「あわてんぼうのサンタクロース」、また、しっとりと「きよしこの夜」を聴いた方がいいや。

“「安藤裕子らしさがない」とアンケートに書いていた人がいたからきっと成功だ。” なんてねえやんはメッセージを出しているけれど、それはファンが遠回しにやんわりとこの曲に対しての不満を述べたんだろうなと思います。
だから、カップリングにあるユニコーンのカバー曲「雪が降る街」が安藤裕子らしい仕上がりになっているということで、試聴を聴いた範囲でもいい感じなので、次のアルバムにも入ることが決定している「クリスマスの恋人」は存在しないものとしても、このシングルを購入する動機がしっかりと存在することがありがたい。
「ちょっとばかしのチャレンジ企画」という、この安藤裕子3年振りのシングルCD、2曲+絵本で2,160円(税込)を、高いとみるか妥当とみるかは人それぞれ。
雪が降る町
2014年11月5日 19:35|
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~めくるめくポップな世界から、静かに心をゆらす深淵な世界まで~
こんな公式サイトのコピーとともに8枚目の安藤裕子のフルアルバムの完成が発表されました。

7thフルアルバム『グッド・バイ』リリースから1年が経ったところでのニューアルバムリリースの発表です。
2015年1月28日にリリース予定、タイトルは未発表。
松本淳一をアレンジャーに迎えた映画音楽のような楽曲や、末光篤 (aka suemitsu & the suemith) を作曲/サウンドプロデューサーに迎えたり、これまでのきらびやかなポップソングから共感性の高いバラード曲まで、幅広い音楽が一枚に凝縮され緻密に練り上げられたドラマチックなアルバムとなっているとのこと。
現在、レコーディングはほぼ終了済みで、無料配信された「レガート」、11月26日にシングルとしてリリースされる初めてのクリスマスソング「クリスマスの恋人」、そして、12年越しで松本淳一の手によってようやく完成したという「森のくまさん」、安藤本人が松田聖子へのオマージュとして書き上げた新曲などを収録予定。
またなんと、2015年の年明けから放送予定の連続ドラマの主題歌として書下ろされた楽曲も収録されるとのことです。 これは楽しみ。
『グッド・バイ』からは意外と早かったような気もしますが、『Merry Andrew』から『chronicle.』の間はおおよそこれぐらいのペース。
近年の安藤裕子の音楽的迷走からの脱却によって、このペースを取り戻せたように思えます。
最近のねえやんは、なんか吹っ切れた感がありますね。
非常に前向きな姿勢を感じるのです。
ひとつの理由として、お子さんのお世話も3歳になって以前よりもかからなくなってきたとか、また、これも人の親として生きていくためかどうかわかりませんが、自身の音楽に対する向き合い方も商業的になることに対する抵抗感を無くしたりとか、他の有名アーティストと絡んでライブを楽しむとか、Twitterで夜中の2時ぐらいにプライベートをつぶやいちゃったりとか(笑)、はたまた女優業など歌以外の表舞台に立つことに挑戦したりとか…
細かいことをウジウジ考えるよりも、生きている限り可能な限り精一杯やれることをやることが人生なんだと、いろんなことに蹴躓きながらもやっていこうという勇ましいほどの気合を見せてくれているような気がします。
少し前の状態の安藤裕子を振り返ると、本人自身から生み出される音楽もそうですが、死生観の暗い迷いの渦の中で必死にもがき続けていました。
そこからの脱却。 それは頭で考えるだけでは決して辿り着かない、身体と心が時間をかけてようやく達することのできる境地なのだろうと思います。
だからとても力強い。 ザンジバルナイトから恵比寿のプレミアムライブの連続2日のライブで見せた安藤裕子の圧倒的にパワフルになった歌声でそれがわかりました。

先行限定シングル 『クリスマスの恋人』 ジャケットも発表
2014年10月14日 20:49|
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11/26に安藤裕子にとって初めてのクリスマスソング「クリスマスの恋人」(末光篤プロデュース)が発売決定とのこと! 3年ぶりのシングルリリースです。

あれ? そういえば、『Dreams in the dark』が安藤裕子唯一のクリスマスソングだったのでは?
(参考記事: Premium Acoustic Live “聖者の行進” 開催決定)
実際、クリスマスソングを中心に歌った「Premium Acoustic Live “聖者の行進” @ EX THEATER ROPPONGI」でも、ライブの一曲目に据えているぐらいです。
公式にあの曲がクリスマスソングだと言っているわけでもなかったので、ま、いっか。
末光篤 (a.k.a. SUEMITSU & THE SUEMITH) さんが作曲とサウンドプロデュース。
演奏は、SUEMITSU&THE SUEMITHのレギュラーメンバーでもあるミト(クラムボン)、柏倉隆史(toe/THE HIATUS)、鈴木俊介が担当。
メンバー全員によるコーラスや管楽器も加わった華やかで楽しいポップソングとなるそうです。
カップリングには1992年リリースのユニコーン「雪が降る町」のカバーを収録。
「クリスマスの恋人」 というタイトル、少しネーミングがベタだなぁとは思いますが、期待できそうです。
タワーレコード限定でのパッケージ版では、安藤裕子力作の豪華16P書き下ろしオリジナル絵本付き。
12/3からは、iTunes等で一斉配信予定となります。
それにしても、つい先日、真夏にあったライブレビュー記事をアップしたばかりなのに、
もうクリスマスの話ですか…
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また、同時告知で、
UCAD LiVE KIDS会員限定抽選で5組10名が、安藤裕子出演映画 『ぶどうのなみだ』 の舞台挨拶付きプレミア試写会にご招待されるとのことです。
観覧日時: 2014年9月30日(火)
会場: スペースFS汐留 (東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
開場: 18:00開場/18:30開演 ※上映前の舞台挨拶を予定。
登壇: 大泉洋、安藤裕子、三島有紀子監督(予定)
2014年9月17日 21:56|
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